はじめてのサンパウロ講演

 

 

「コロニア今昔物語」

 

日時 2017年1月19日(木)18時

会場 ブラジル日本文化福祉協会9階 ブラジル日本移民史料館

主催 サンパウロ人文科学研究所 ブラジル日本移民史料館共催

 

第一部 「水野龍展と私―その上を流れた時間と人々」

話者 大浦文雄氏(スザノ福博村会顧問)  

 

第二部 「カフエーパウリスタに魅せられて」

話者 若林あかね氏(映像作家)  

 

なんとブラジルのサンパウロで講演会に登壇させていただきました!!!

会場はリベルダーデ(日本人街)にある日本移民史料館。昨年の11月から史料館では「ブラジル日本移民をはじめた男 水野龍―笠戸丸航海日誌サンパウロ初公開」 という企画展を開催していて、そのフィナーレとして水野龍にまつわる講演会を企画されたとのことです。

講演会は前半と後半の二部にわかれていて、私は92歳の大浦先生の後にお話させていただきました。

話題は、現在史料館で展示中の『笠戸丸航海日誌』に記されているサンパウロ州政府と水野龍の間に交わされた珈琲契約の話と、その契約を元に日本で展開したカフエーパウリスタについてです。参加された方のほとんどが日系人の方でしたので、みなさん興味津々の様子。体を乗り出して観てくださる方もいらっしゃいました。奇しくも私だけが撮影した解体前のカフエーパウリスタの記録映像(箕面店と甲陽園店の記録映像)をご覧いただいている内、あっという間に時間が来てしまいました。水野龍、小林一三、本庄京三郎という明治の終わりから大正時代にかけての実業家たちが自身の哲学を持っていたということ。三人の共通点はそれぞれの新しき村を目指して挑戦したことだと思うという感想で締めくくりました。会場にはたくさんの人が集まってくださり、100年の時を経て水野龍やカフエーパウリスタが再評価されていることを実感する体験となりました。

このような機会をくださった関係者のみなさまにお礼を申し上げます。ありがとうございました。