大工の棟梁として1610年に創業した竹中工務店。その棟梁精神は明治期以降の近代的建築業に発展する現在まで脈々と受け継がれています。その400年の歴史を紹介する展覧会が、東京の世田谷美術館で開催されました。
写真、模型、図面などをメインとし、同時代の美術作品やグラフィックなど多彩な周縁資料を加え、日本の近代化の過程を"建築"という視点から眺望するという展覧会に、竹中工務店の松隈章さんのはからいで昨年製作した「よみがえる朝日会館」の映像を流してもらえることになりました。
残念ながらわたしは行くことができませんでしたが、大大阪時代の文化の殿堂・朝日会館のパネルとともに多くの方々にご覧いただけたと思います。個人的には是非大阪でもこの展覧会を開催していただきたいと思っています。
催 事 名 竹中工務店400年の夢 -時をきざむ建築の文化史-
日 時 2016年4月23日(土)〜6月19日(日)
会 場 世田谷美術館 1階展示室
主 催 世田谷美術館 (公益財団法人せたがや文化財団)
後 援 世田谷区 世田谷区教育委員会
特別協力 株式会社竹中工務店 公益財団法人竹中育英会 公益財団法人竹中大工道具館
公益財団法人ギャラリーエークワット
助 成 公益財団法人朝日新聞文化財団